干渉計参照レンズ

ずっと探しておりましたオリンパス製参照レンズが見つかりました。
F0.6:富士フィルム製より少し深いレンズの測定が可能。
F3.0:富士フィルムF2.8R150でしたがオリンパス製F3.0R163です
   のでΦ35位のものですと全面R測定が可能となります。
F6.0:富士フィルム製F5.6R270がオリンパス製F6.0ですとR347ま
   で測定可能。レンズ口径の少し大きめの物も全面解析が可
   能となりました。
アパーチャコンバーターΦ60→Φ15:測定被検物を光学的に×4倍
に拡大測定が可能。

弊社所有参照レンズ:F0.53、F0.6(F社、O社)、F0.7(F社、O社、A社)、F1.0、F1.4、F1.5、F2.0、F2.8、F3.0、F5.6、F6.0、F8.0、F12、F20、DIVR300
上記参照レンズにより凸≒1~1200、凹≒1~700まで測定が可能。

SS-54

今年初めに注文致しました研磨機SS-54がやっと納入が完了しました。
レンズ高精度対応の為のフルオプション仕様となり標準機の倍近い価格となってしまいました。
仕様:ボールストローク式、DS,VS、FiX、VP各モード、中心給水
現在機械内部の洗浄中です。
思った様な精度及び精度維持が出来ると良いのですが・・・

干渉計解析装置除振台

富士フイルム干渉計、弊社所有F601は特注スタンドにてストロークを増やして有りRの浅い面も測定が可能ですが頭が重いため除振台が揺れてしまい解析に時間が掛かってしまっておりました。
今回、アクティブ除振台のデモ機を使い試しましたところ見事に揺れが収まり解析の数値も良くなりました。
明立精機製アクティブ除振台2台発注し現在使用中です。
λ/20量産品も順調に納品出来ております。

面精度解析

弊社保有の解析装置ですが客先との相関を取る為、年2回ほど製作したレンズを3枚ほどZYGOにて測定して頂き弊社解析装置との差が無いか確認しております。
今月に入り測定して頂きましたが測定差は無く保証出来そうです。

λ/30

弊社求心研磨機にて加工致しました製品の面精度解析写真です。
参考値では有りますがλ/30出ております。

弊社レンズ加工形状更新

弊社加工レンズ形状等を更新致します。
小R加工実績:R1.1凹(Φ2.07まで解析可能)、R1.5凸(Φ2.83まで解析可能)F0.53参照レンズ導入の為小径の半球率の高いレンズの測定が可能となりました。
R1~R±700位まで解析可能です。
Φ2~Φ70まで加工実績有り。
面精度:λ/10~λ/20(形状によります)

保有設備更新

前年度更新致しました機械等をお知らせ致します。
①TSレンズ DIV-R300
凹レンズもR700まで測定可能となりました
②SHU-50H-4P 
軸精度の向上により高精度の加工が可能となります。
③オリンパス解析装置パソコン更新 
購入より9年が経過しWindowsXP使用のパソコンをWindows7へ更新致しました。
④富士フィルム製干渉計ストローク延長 
ピエゾユニット取り付けの為短くなっていたストロークをオリンパス干渉計程度に延長。浅い凹レンズはオリンパスでしか測定できませんでしたが延長により同程度まで測定が可能となりました。
解析装置、機械の購入等により参照レンズの限界は有りますがλ/20~λ/30での加工も視野に入ってきました。

弊社保有機械

保有機械等を更新致します。
コジマエンジニアリング ASS-500研磨ライン 左記機械により量産レンズの対応が可能
コジマエンジニアリング PM-8F       Φ2.5~
Φ80平面までの外観及び面精度の高い物の加工が可能
コジマエンジニアリング LM150
NC制御では無くクランク駆動の為中心のクセの軽減が期待出来ます。
春近精密 HP-50H-4P
小径小Rレンズの製作に期待出来ます。
春近精密 HP-25H-4P
軽加重の為極小径小Rレンズの製作に期待出来ます。
フジノン F0.6参照レンズ  Rの深いレンズの面精度の測定が可能
東明技研製 TSレンズ CON R700
弊社従来凸R340迄保証でしたが凸R700迄保証が可能となりました。
東明技研製 TSレンズ F0.7
F0.7ですがR30迄保証が可能で深いレンズに対応。
フジノン 解析装置A-1 

上記機械等によりお客様のご要望にお応えしていく所存です。

ものづくり補助金

お陰様で弊社、ものづくり補助金を採択されました。
今回申告させて頂きました機械は(株)コジマエンジニアリングの研磨機で高精度な小径小Rのレンズ研磨
技術の確立の為申告させて頂きました。
最近、R2を切ります案件が多くなりR保証(原器屋さんにてR2以下が製作不可)が問題となって来ています。
弊社にもフジノン干渉計にはリニアスケールが有りある程度の測定は可能ですが、R保証とまでは・・・・・
ZYGO社製干渉計が必要かもしれません。

解析装置

F社製干渉計に解析装置が付く事となりました。

最近AS0.5以下が多くなり全数計測が必要となり、解析1台では苦しくなってきました。

数値にて保証出来る事は良い事かと・・・・・

しかし、ピッチ研磨の干渉縞に持って行くことがかなり難しく・・・・・

NC機でPV値はλ/10に入っているのに干渉縞は滲んでいる。

日々勉強です。